音楽

2009年8月19日 (水)

使う筋肉が違う・・。

15(土)は私の母校、県立柏高校吹奏楽部のOB会に参加。

このOB会は4年に一度開催されますが、やることは現役との合同演奏で、今回も学校の体育館を使って午前パート練習→午後リハ・本番と、演奏づくしの一日でした。

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やった曲は、

・アルヴァマー序曲

・ロマネスク

・ジャパニーズ・グラフィティⅩ「時代劇絵巻」

・大草原の歌

・アフリカン・シンフォニー

・ディスコ・キッド

の6曲。私はアフシンとディスコ・キッド以外、アルヴァマーを聴いたことがあるくらいで全て初見。なのに全て1stの譜面を渡されたので、ややプレッシャーが・・。

まあ実際には、譜面は問題なく吹けました。吹奏楽だと細かい音符が多いかなと思ったけど、結局どんな細かくても普通のメジャー・スケールの上がり下がりなので、簡単。秋吉敏子ビッグバンドのような、「ヘンなフレーズで全然指が回らない感」がないです。

しかし、大変だったのはやはり吹き伸ばしの多さ。ジャズだとメロディーの1フレーズって、大体1~2小節で終わるので、そこで一息着けます。でも吹奏楽だと8小節に2フレーズ位しかないので、なんだかずっと吹きっぱなしの感じ。体育館が暑かった事、指揮した歴代顧問の先生が妙に燃えてたこともあって、これは相当疲れました。なにより使う筋肉が普段と違います。

折しも今、世界陸上をやってますが、ビッグバンドが短距離走なら吹奏楽は1万メートル走って感じですかね。どっちがキツイというより、慣れの問題かも。ちなみにタワーコピーバンドのBCSはというと・・・短距離で最もキツイと言われる、400メートルハードルかな?

もうちょっと現役生と話したかった気もするけど、たまには吹奏楽を吹くのも新鮮でいいかも。

#追記

OB会が終わって年代の近い方と飲みに行った際、OGで明らかにカタギの人ではないファッションの方がいて、実はプロのチェンバロ奏者、辰巳美納子さんでした。しかも弟さんはジャズトランペット奏者、辰巳哲也さんだそうで。辰巳哲也さんといえば、私の好きな西海岸系のラッパ吹き(Tom Harrell、Carl Saundersなど)と親交が深く、ジャズライフでも連載したりしてる方です。世間は狭い。

県立柏高のOBにはなぜかクラシック系のプロの演奏家が多く、ついでなので、上記の辰巳さん以外もここに紹介しておきます(敬称略)。近くで演奏がある場合にはぜひ。

・小原裕樹(tp)・・・私と同期の芸大卒のラッパ吹き。HP「管楽器奏者の部屋」で息の使い方などを解説。

塚田聡(frn)・・・私の少し下の代の後輩。フレンチホルン奏者、東京フィルハーモニー交響楽団在籍。ナチュラルホルンに詳しいらしい。

・岡本義輝(cb)・・・コントラバス奏者、東京フィルハーモニー交響楽団在籍。CD「もっとコントラバス!」

・高林美樹(fg)・・・ファゴット奏者。ダブルリードアンサンブル「エスプレッソ」メンバー。

他にもいるのかな?しかしジャズ・ポップス系は全然いないねえ。それと小原以外はHPやブログを持ってないので、調べるのが結構大変です・・。

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2009年8月 3日 (月)

電車もいいけどCDもね。

5月にブログでカシオペアの再発CDについて書きましたが、今度は向谷実ソロアルバムの再発が出ます。

「MINORU LAND」 向谷実(8/5発売)

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これ、70年代に日本のフュージョン・シーン(当時はクロスオーバーと呼ばれていた)をリードしたレーベル「ELECTRIC BIRD」の再発タイトルで、今回他にも本多俊之(sax)・増尾好秋(g)など貴重な音源が20タイトル出ます。うーん、お金があれば本多俊之&バーニング・ウエイヴの3作は全部欲しいけど・・。

さてこの向谷実の初ソロアルバム。今では電車通ですっかり有名になった向谷さんですが、当時はまだあまりその部分は知られていませんでした。しかし4曲目の「Take The SL Train」で、実際の汽車の走る音をサンプリングしてリズムに組み込んだり、今ジャケットを見るとしっかり電車を走らせていたりと、早くもその片鱗を見せています。(実は私はずっとこの音源をカセットテープでしか持ってなかったので、ジャケットは最近知りました)

サウンド的にはYAMAHA DX-7を中心とした多重録音で、全体的に心地の良い曲が並びます。今では「YAMAHAサウンド」としてもう定着してる感がありますが、やっぱりDXのエレピの音は特徴ありますね。

今回これを買うことにして、昔買った向谷さんのエッセイ(ツアー雑記)があったのを思い出し、引っ張り出して読み返したらこれが面白い!当時は読んでもわからなかった日本のフュージョン黎明期の裏話が、今はわかる。1995年刊なので今は手に入るかどうか分かりませんが、世界ツアーの旅行記の他に、バンド運営のコツとか色々ためになる話も書いてあります。

「フュージョン狂時代」 向谷実、ヤマハミュージックメディア

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特にDX-7の開発秘話が面白くて、最初ヤマハ側が用意したプリセット音色(最初から入ってる音色)がSE(効果音)系のものばかりだったので、向谷さんは「このDX-7をライヴで使える楽器にするには、ピアノ・エレピ・オルガン・ストリングスといった実用性の高い音色を半分以上、しかも前半のストアに入れたほうがいい」と強硬に主張したそうです。

そのおかげでDX-7は世界に名を馳せる名機になるわけですが、「最初の音色がSE系ばかり」というのが、いかにもヤマハらしくて笑った。これ、楽器屋でヤマハの初心者向けキーボードのデモ演奏を鳴らしたことのある人ならわかるはず。

さてさてDX-7初期最高のサウンドを今CD(しかも高音質のSHM-CD)で聴くとどんな感じなのか、楽しみです。

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2009年7月 9日 (木)

またまた見逃せない再発CD。

今日仕事でCDの発注をしていたら、また「買わなければいけない」再発CDを発見してしまった・・。

「On The Move」 深町純&ザ・ニューヨーク・オールスターズ(9/9ソニーミュージック)

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深町純(Key)は、日本におけるシンセサイザー・ミュージックの先駆者であり、70年代のフュージョン(当時はクロスオーバーと言っていた)シーンにおいて、重要な役割を果たした人。特に当時最初のアルバムを発表したばかりのNYの気鋭ミュージシャン、ブレッカー・ブラザーズを日本に紹介した功績は大きいと思います。

このアルバムはその意味で最重要タイトル。私は高校生の時、最初チャック・マンジョーネの「フィール・ソー・グッド」を聴いて、最初フュージョンとは耳あたりの良い物なんだと思っていたので、これを聴いてかなりショックを受けました。

レコードでは持っていたものの、CDはレコードからCDに変わる時期に一度出たっきりずっとCD化されていなかったので、ようやく。この手のタイトルはメーカーも作る枚数が少なく、タイミングを逸するとすぐに廃盤になってしまうので、今回は見逃せません。

メンツは初期ブレッカー・ブラザーズ(デビッド・サンボーン含む)の他、アンソニー・ジャクソン(b)やマイク・マイニエリ(vib)、ロニー・キューバー(bs)など、あまりにも豪華すぎるメンバー。詳しくはこのサイトを参照。

http://crossover.yh-aa.com/page/2-music/jun_fukamavhi/f-onthemove.html

(このサイトたまたま見つけたんだけど、個人でこれだけのデータ量、凄すぎます・・)

聴き所は何といってもブレッカーズとサンボーンの3管アンサンブル。サンボーンがブレッカー・ブラザーズのアルバムに参加していたのは最初の2枚だけなので、これは貴重。この3人のホーン隊って、ヘンなハーモニーのアレンジもさる事ながら、なんか厚みが独特なんだよな・・。

また、今回の再発でほぼ同じメンバーによるセッション、

「深町純&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ!」

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これも出ます。こちらは、ランディー・ブレッカーの名曲「Rocks」のライヴ版(マイケル・ブレッカーとサンボーンのバトルが凄い)、サンボーンの長尺バラード「Sara Smile」(12分吹きっぱなし!魂込めっぱなし!)、マイケルの定番バラード「I'm Sorry」に加えて、「Love Play」でのスティーヴ・ガッド(ds)の神がかり的ソロが聴きもの。

こっちのアルバムは私は前回発売時(2002年)に気が付いて買えましたが、やはり出て半月で売れ切れてしまった。(アマゾンを見れば分かりますが、結構なプレミアが付いてます)

ちなみに、、深町純抜きの「アリスタ・オールスターズ」として、この2枚とほぼ同時期に録音されたライヴ盤の「Blue Montreux」というアルバムが出ているので、これと聴き比べるとさらに面白いかも。

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2009年5月14日 (木)

電車もいいけどライヴもね。

またまた再発を望んでいたCDが出るので、予約しちゃいました。

「CASIOPEA WORLD LIVE '88」/カシオペア

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今年はカシオペアのデビュー30周年だそうで、これまでのアルバム全部入りのBOXも今月末に出るようです。そんな中でなぜこれを買うのかというと・・・

ゲストに「ホーン・スペクトラム」と「TOPSホーンズ」が入ってるから!

当時最強のホーン隊2つが一度に聴けるだけでも貴重ですが、元々カシオペアからフュージョンに入ってる人が多い私の世代にとって、このコラボはたまりません。

肝心のカシオペアが現在活動休止中なのが残念ですが・・・

ちなみにこのアルバムはLDも出ていて、YouTubeにちょっと映像もありました。

カシオペア「Do-Loo-Do」(リハ風景付き、懐かしの新田さんの姿が・・・)

カシオペア「HALLE」 

カシオペアは熱帯JAZZ楽団と演ったりもしてますが、やっぱホーンが入ると迫力が違いますね。

 

そういえば、BCSひらりん(key)のバンド「PUSH」がライヴをやるそうです。今回はカシオペア特集との事で、記事に合わせて友情告知です。

日時:5月31日(日)18:30~(19:10)
場所;渋谷KABUTO http://livehouse-kabuto.com/
入場は無料(1ドリンク500円のオーダーは必要)

だそうで。私は残念ながら仕事で行けませんが、時間のある方はぜひ。

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2009年4月15日 (水)

濃すぎるFM。

先日なんとなくmixiのニュースを見ていたら、こんなものを発見。

NHK-FM 「今日は一日 ○○三昧(ざんまい)」

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普段あまり長時間取り上げられないジャンルにスポットをあて、ほぼ半日そればかりを流すという企画。それが今回は、ゴールデンウィークに5日連続でやるらしい。

今まで知らなかったけど、これまで年末とかに何度かやってたらしいです。スポンサーを気にしなくていいNHKで、なおかつFMにしか出来ない企画ですね~。HPのデザインがいかにもNHKらしく、垢抜けていないのはご愛嬌。

番組HPでこれまでのテーマを見ると、「よくこれで半日以上もやったな」というものばかり。有名なテーマは「アニソン三昧」「みんなのうた三昧」(これはNHK音源だから当然か)などがあるようですが、例えばこんなものも。

◎「今日は一日 鉄道三昧」・・・当然ゲストにはカシオペアの向谷実が。鉄道がらみの曲って意外と多いですね・・。

◎「今日は一日 ネコ三昧」・・・ネコでどうやって12時間も?と思ったが、ネコ好きなミュージシャンの曲とかも混ぜて、やはりちょっと無理やりなラインナップ。

◎「今日は一日 吹奏楽三昧」・・・メインゲストが指揮者の佐渡裕氏。マーチからオリジナル、ポップスまで幅広い選曲はさすが。

◎「今日は一日 ラテン三昧」・・・司会が熱帯ジャズ楽団のカルロス菅野氏。これ聴きたかったなあ・・。

今回自分が気になるのは「みんなのうた」くらいですが、この企画でぜひ「ブラスロック三昧」をやって欲しい!そうしたらきっと一日聴くぞ!

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2009年2月26日 (木)

心に残る間奏。

先日mixiの方で、緑子(ろっこ)@ガールbyエミリオさんの日記にハーブ・アルパート(tp)の話が出て、その流れでカーペンターズの名曲「Close To You」(邦題は「遥かなる影」)の間奏は彼が吹いている、と言う話をしました。

その時ちょっと思った事。

そういえば「心に残るイントロ」は結構語られるけど、「心に残る間奏」ってあまり語られないな~、と。これ、楽器をやる者としては見逃せない所です。

ちなみに「Close To You」の間奏の映像はこれ。もう曲の1部ですね。

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他にすぐ思いつく曲と言うと、例えばこれなんか。

「Isn't She Lovely」

スティービー・ワンダー自身のハーモニカのフレーズ、あまりにも有名ですよね。

それから、ビリージョエルのこれ。

「Just The Way You Are」(邦題は「素顔のままで」)

フィル・ウッズ(as)のソロのはまり方、これ以外ないだろって感じ。

あと我らがタワー・オブ・パワーで言えば、これでしょう。

「So Very Hard To Go」(邦題は「つらい別れ」)

グレッグ・アダムス(flh)大先生のソロ、その後のメンバーも同じように吹いてますね。これも曲の一部になっているのと、リスペクトの証でしょう。

考えると日本のポップスには、「名イントロ」は多いけど「名間奏」が少ない気がする。この辺は、ラジオ全盛時代に曲をまるまる掛けることの出来たアメリカと、イントロ一発のインパクトで売らなければならない日本の、業界的・時代的環境の違いでしょうか。

他に「心に残る間奏」というと、どんなのがありますかね?

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2008年10月 5日 (日)

原点回帰の日。

ちょい前の話ですが、丸の内の「コットンクラブ」にチャック・マンジョーネのライヴを聴きに行きました。来日は実に20年ぶりらしい。

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東京駅を降り、移転になった郵便局を横目に「コットン・クラブ」へ。ここに来るのは初めてですが、なるほど姉妹店であるブルーノート東京の小型版といった造り。やや高目の年齢層がターゲットのようだけど、確かにじっくり聴くにはこのくらいのサイズが良さそうです。

客席には、主に40~50代の夫婦と、私と同様、学生の頃に聴いていた感じの1人客がちらほら。スコッチを呑みながら待っていると、「Two Times Grammy Winer!」の紹介と共に、目の前5mにチャック・マンジョーネが。(この時点で不覚にもちょっと目頭が熱く・・) いや~、感慨深いと言うのはこう言う事か。

さすがにかなりじいさんになってたけど、トレードマークの帽子に、ジーンズに白いスニーカーと、驚いた事に30年前のレコードジャケットと全く同じスタイル。「Doin' Everything With You」から始まって、往年の名曲を次々と演奏しました。意外な事に、近年のアルバムからの曲はほとんどなく、ライヴの名盤「An Evening of Magic」からの曲がほとんど。近年のBossaナンバーも聴きたかったけど、このアルバムは私のバイブル的存在でもあるので、本物が聴けて満足でした。

実際に本物を聴いて改めて思ったけど、この人実音で上のFからハイDくらいまでを、平気で曲のメロディーに使います。これ、フリューゲルホーンではとてもコントロールが難しい音域で、プロでもそう頻繁に使う音域ではないんですが・・。さすがというか、よっぽどコントロールに自信があるんだろうな。

ライヴも終盤になり、最後は名曲「サンチェスの子供たち」と「フィール・ソー・グッド」の固め撃ち。ずっと大人しかったのに、ここに来て大きく反応する客が多い。おそらく吹奏楽上がりでこの2曲しか知らない人だろうか。

まあとにかく、行って良かった。原点に帰った気がしました。この所フリューゲル吹いてなかったけど、また練習しないと!

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2008年8月24日 (日)

課題曲。

先月だけど、また吹奏楽のCDを買ってしまった。

「THE課題曲」 山下一史&東京佼成ウインドオーケストラ

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曲目は、

1. ジュビラーテ(ジェイガー)
2. フェリスタス(青木進)
3. シンフォニックポップスへの指標(河辺浩市)
4. 高度な技術への指標(河辺公一)
5. ポップス描写曲 メインストリートで(岩井直溥)
6. ディスコ・キッド(東海林修)
7. イリュージョン(鵜沢正晴)
8. 吹奏楽のための協奏的序曲(藤掛廣幸)
9. 風紋(保科洋)
10. 吹奏楽のための「深層の祭」(三善晃)

11. オーヴァー・ザ・ギャラクシー(斉藤高順)

という感じ。私が実際に吹奏楽コンクールでやったのは2と7ですが、1、4、8もなんとなくやった事あり(いつだったかは忘れた)。6はまあ、経験者なら誰でもやってますよね・・。

これも最初は懐かしさ先行で買ったわけですが、あまり古い曲という感じがしません。むしろ、やはり名曲だな~と改めて思う曲が多いですね。ただポップス系の曲(もちろん6も含めて)に関しては、演奏がどうこう以前に「その吹奏楽ポップス独特の変な感じは、もうちょっと何とかならんのか・・」という思いは中高生の時と変わらず。

「吹奏楽はオリジナル曲に最大の意義がある」という考えの私としては、クラシックとかポップスの編曲ものに関しては、音楽普及的・教育的効果は大きいと思うものの、やはりどうしても本物には及ばないと思います。これは自分がオケをやったり、ビッグバンドをやったりして痛感しました。だからそこを入り口にして、最終的には本物に行き着いてほしいと思うんですね。でも、オリジナル曲は最初から吹奏楽特有のサウンドを念頭において作られているので、逆にそのサウンドは他の音楽では聴けないわけです。

そんな事を考えながら聴いていて、では吹奏楽特有のサウンドって何だ?と考えたところ、私は「ユーフォニウムのカウンターライン(対旋律)」かなと思いました。他の音楽で、この楽器がここまで重要な位置にあるものはないでしょう。吹奏楽経験者の方、どう思いますか?

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2008年6月29日 (日)

生涯現役。

ちょっと前の記事で紹介した、吹奏楽のR35アルバムが出たので買いました。

タイトルが変わってて「わが青春の吹奏楽」になってた。(本家R35からクレームでもついたか?)

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これ、選曲と演奏はなかなかいいんだけど、ジャケットのデザインが手抜き過ぎですね・・。今時、素人でももうちょっとマシなデザインしますよ。ちょっと買うのが恥ずかしかったぞ・・。

ところで、これを聴いてみて思った事。自分は最初「おーこの曲か、懐かし~」と聴き始めて、聴き終わったら「あ~懐かしかった」で終わると思ってました。

しかし実際には、確かに始まってすぐは「懐かしい」感があったものの、1分も聴かないうちに「この曲、今の自分だったらどう吹くだろう」とか、「ここの解釈はこうじゃないと思うんだが」とか考え始めてしまった。

と言う事は、もし自分が今また吹奏楽の曲を吹く事になっても、意識としては現役としてやれるんだな、と実感。最初に吹いた時から30年たってそう思えるんだから、もう生涯現役決定ですよ!ただ今はまだ、ビッグバンドやホーンセクションでやりたい事がいっぱい残ってるので、そっちまで手が回りませんが・・。

今回思った事。音楽に限らず、昔やった事をまたやってみて、「今の自分ならこうやる」と思わなくなったら、それはもうその分野では引退って事なんでしょうね。

・・・とここまで書いて、伊達公子はこういう思いで復帰したのかな、とちょっと思ったり。

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2008年6月19日 (木)

最近のおすすめ。

今日発売のCDで、早速amazonで注文したCDをご紹介。(普通のCD店には多分置いてないでしょう・・)

Lars Jansson(ラース・ヤンソン) 「Worship of Self」

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Lars Janssonはスウェーデンを代表するジャズピアニスト・作編曲家。数年前にBohuslan(ボーヒュースレン) Big Bandと作ったアルバムが日本で評判になり、その譜面をBombersのピアニストであるマル君が持ってきた事で、私はこの人の音楽を知りました。

一般には美しいピアノトリオの演奏で知られている人ですが、色々な形態のアンサンブルでもその創造力は発揮され、メロディーといいハーモニーといい、この人の音楽としか言いようのない世界を作っています。無理に例えると、「幸せなリッチー・バイラーク」というか、「ウエットでない久石譲」というか、そんな感じ。

このアルバムは9人編成の室内楽団「アンサンブル・ミッド・ヴェスト」との共演で、ピアノトリオと弦・木管がもう、これでもかという感じで幸福感溢れるハーモニーを作っています。

興味ある方はこちらで映像を。

Lars Jansson 「The wounded healer can heal」(Youtube)

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2008年5月11日 (日)

R35も、ここまで来たか。

今CD界ではR-35が大はやりですが、遂にこんな物まで・・。

「ブラバンR35 わが青春の吹奏楽名曲コレクション」

6/25発売と言う事ですが、この選曲はヤバイですよ。

①リード「音楽祭のプレリュード」
②コーディル「吹奏楽のための民話」
③マクベス「マスク」
④スウェアリンジェン「インヴィクタ序曲」
⑤ホルスト「吹奏楽のための第1組曲」
⑥ジェイガー「シンフォニア・ノビリッシマ」
⑦チャンス「朝鮮民謡の主題による変奏曲」
⑧リード「アルメニアンダンス パートI」

だって。

私は中学~高校で①②⑤⑥⑧をやりましたね。特に②はなつかし~。他の曲はたぶん、私より3~5年くらい下の代で流行った曲だと思います。これ、1曲1曲が別のアルバムに入ってたら多分買おうとまでは思わないけど、こう並んでいると続けて聴きたくなります。

R35企画物の魔力は、こういう事だったのかと実感・・。

そこでふと思ったんだけど、ビッグバンド曲だけの「フルバンR35」って企画はどうかと。

少し考えた結果、これはちょっと無理がある気がしてきました。まず自分が現在進行形でバンドをやっているため、どう選曲してもちっとも懐かしくありません。そして、今35~45歳くらいの人が学生ビッグバンドをやっていた時代は、モダン・ビッグバンドの転換期であり、スウィング中心のアレンジから本格的にラテン・フュージョンを取り入れたアレンジに移行していた過渡期でした。だから、「誰もがやった事のある懐かしい曲」なんてなかなか無いんですね~。学生バンドごとにかなり個性も違ったしね。

この企画をやるなら、正解はきっと「フルバンR60」なんでしょう。ベイシー・エリントン中心の選曲をすれば、きっとその世代の人には共通の懐かしさがあるはず。もちろんそんな内容のオムニバス版はとっくに出てますが、「R60」と付ける事で売れ行きは全く違うんじゃないでしょうか。どこかのメーカーさん、このアイディア使いませんか?

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2008年5月 5日 (月)

なぜか女性ヴォーカル。

私の音楽の得意分野というと、やはりジャズ・フュージョン&少しクラシック&人並みにJ-POPと言う感じですが、仕事柄すべての音楽を薄くカバーしなければならないので、仕事場ではよく人に得意分野を聞きます。得意分野がある人にはブレインとなってもらって、自分が知らないジャンルの音楽について「このアーティストは最近どうなの?」などと教えてもらうわけです。

先日もバイトの男の子(大学生)に、「音楽は何が得意なの」と聞いたところ、「得意というのはありませんが、女性ヴォーカルが好きですね」と言う返答。私はこれに激しく同意。

良く考えると、自分の持っているヴォーカル物といえば、Tower Of Power以外はほとんどJ-POPの女性ヴォーカルです。そもそもいつ位からそういう傾向なのか。考えると、大学の時に同期のMine(ts)のアパートに出入りしていた時に聴かされていた、ユーミンやEPOにはまったのが最初だった気がします。

P1_g3469873w そんな事を考えていたら、ちょっと立ち寄ったブックオフでEPOの「JOEPO~1981KHz」が目に留まり、買って久しぶりに聴いてみました。これが今聴いても良い!さすがにサウンド全体は古いけど、メロディーが良いし、山下達郎のコーラスも、清水信之のキーボード&アレンジも、もちろんポンタさんのドラムも全く色あせていません。他のアルバムも聴き直そうかな。

ちなみに今聴いている女性ヴォーカルというと、以前の記事で取り上げたJUJU、古内東子、柴田淳、小野リサなど。見てお分かりの通り、しっとりバラード系の人が好みです。最近ではいきものがかりとか。曲もいいけど、あの子の声は耳に残りますね。

男性ヴォーカルも聴くけど、こちらはマイケル・フランクスとかスガシカオとか平井堅とか、ハスキーでやや高めの音域の人が多いです。なんでかね。

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2007年12月30日 (日)

今年最後のおすすめCD。

たて続けですが、今年最後にゴキゲン(ちょっと古いがこの表現がぴったり)なCDが手に入ったのでご紹介を。

メイシオ・パーカー(as,vo)&WDR BIGBAND「ROOTS &GROOVES」

F4ccee09 山野楽器にフリューゲルのサイレントミュートを買いに行った時に目に入り、つい買ってしまいましたが、これが大当たり。最近ではブレッカーズとの共演が記憶に新しい、ドイツの「WDRビッグバンド」との共演作で、ライブ録音です。まさにメイシオのキャッチフレーズである、「98%ファンク、2%ジャズ」を体現したアルバムでしょう。

2枚組みになっていて、1枚目はレイ・チャールズに捧げるソウルフルなカバー集、2枚目はメイシオ自身のオリジナル曲集。特に2枚目にはゲストとしてデニス・チェンバース(ds)、ロドニー・カーティス(b)が加わり、超ファンク大会になってます。通な人向けに言うと、WDRビッグバンドのアレンジと指揮は、「GRPオールスターズ」でも思わず唸らされるアレンジを手がけた、マイケル・アベネ。

キレの良いビッグバンドが入っている事で、迫力も通常の5割増しという感じ。サックス吹きでなくても、ファンクリズムの洪水に浸りたい人ならおすすめです。これで2980円は安いよ!

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今月は他にも・・。

12/20(木)には、恵比寿ガーデンホールにL'ULTIMO BACIO(ルルティモ・バーチョ)」という企画Liveを見に行きました。この企画は毎年やっているらしく、関連性のあるアーティスト2~3組のジョイントライブと言う形で、数日に渡って開催されています。

Lovesongjoint2 この日は古内東子とTOKU(vo&flh)という顔合わせ。なんでも二人は友人同士だそうで、ちょっと意外。古内東子も好きなんだけど、どちらかというとお目当てはTOKU。以前に「バンドスタンド船橋」でゲストに来てもらった時に生で聴いて、「また聴きたい!」と思っていたアーティストです。

Liveはまずオープニングアクトに韓国出身のJ-Minという女の子が、バンドでオリジナルを数曲。のっけから完成度が高い!ちょっとYUIを思わせる感じですが、新人とは思えないクオリティでした。そのうち売れそうだなあ・・。

次に古内東子が、ピアノとベースのデュオでしっとりと。ずっとCDで聴いていた曲を実際に生で聴くのは、やはり感激しますね。最近はこのユニットで、結構小さい箱中心にやっているそうです。

そしてトリはTOKU。このステージは圧巻でしたね。彼のヴォーカルは元々日本人離れした太く低い声で、声量もあり、ホール全体を満たしているって感じがします。途中フリューゲルホーンだけで早い4ビートの曲もやりましたが、この辺はジャズミュージシャンとしてのプライドか。バックのメンツはピアノ・ギターがかなり若かった(多分20代前半)割に相当な腕だったのが意外でした。この人、ホールもいいけど、是非せまいハコで聴いてみたいな。

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2007年8月 8日 (水)

USENで気になった曲。

皆さんは「JUJU」ってアーティストをご存知でしょうか。NYで活動する女性シンガーで、非常にいい曲を歌ってます。元々はジャズシンガーを目指して渡米したらしい。今年の1月くらいから、「奇跡を望むなら...」という曲がUSENでずっと掛かっていて、非常に気になっていました。今は新曲の「ナツノハナ」というのが掛かってます。これもすごくいい曲で、長期流されそうな予感。

この人のアルバムが最近出たので、買ってみました。

Jacket_m JUJU「Open Your Heart」

表題曲を含めて、オリジナルの他に洋楽のカバー曲が数曲入っています。聞いた感想は・・・

”全曲オリジナルの方が良かったのに!”

この人、日本語で歌うオリジナル曲はどれもいい歌なのに、洋楽POPSのカバー曲がなぜか私にはグッと来ません。歌自体は上手いんだけど・・。洋楽カバーは恐らく本人の指向だと思いますが、普通のJーPOPバラードやオリジナルの曲の方が断然いい。次回アルバムは、全曲オリジナルか、どうせならジャズのスタンダードでも入れて欲しい所です。

「JUJU」オフィシャルHPはこちら。「奇跡を望むなら..」「Open Your Heart」「ナツノハナ」はなかなか名曲だと思います。聴いてみてください。

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2007年7月22日 (日)

小野リサの新譜は、アレンジの妙。

7/11に小野リサ(vo.g)の新譜が出ました。今回はSoul名曲カバー集ですね。

Soul_bossa_jacket1私は子供の頃、クラシックギターを6年間先生について習っていた事もあって、ガットギターをメインに使うボサノヴァには憧れを持っていました。

そんな訳で、小野リサは最初のアルバム「カトピリ」が出た時からずっと聴いていますが、まだ日本ではマイナーだったBossaを思い切ってポルトガル語で歌い、広めた彼女の影響は(今になって思えば)大きいですね。

今回のアルバムは、実は最初曲名も何も書いてないサンプル版を聴いたので、何の予備知識もありませんでした。でも実際聞いてみると、曲の最初では分からなかった「元の曲」がだんだん分かってきて、「あっ、その曲だったのか!」と思う事数回。これは本当に、アレンジの勝利ですね。あまりに自然にBossaの曲になっていて、カバーというより「違う解釈」と言った方がいいくらい。

というわけで、このアルバムを聴く人は、最初はなるべく曲名を見ないで聴いた方が楽しめると思います。(実はジャケットの表に書いてあるんだけど・・)

買ったらすぐジャケットやライナーは見ずに、車で流しながら聴くのがおすすめ。

中でも私が特に驚いたのはマービン・ゲイの・・・いやいかん、やっぱりやめておこう。

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2007年3月25日 (日)

こんなものが・・・その2。

前々回に紹介した「French Toast」に続き、同じシリーズで懐かしいアルバムを。

「Gotta Keep My Eye On You」/Saturday Night Live Band

B000br2nac 映画「ブルース・ブラザーズ」から生まれた「ブルース・ブラザーズ・バンド」(来月Bluenote東京に来日しますね)の中核は、ブルース兄弟はじめスティーヴ・マーティン、エディー・マーフィーなどを輩出したアメリカの人気コメディ番組「サタディ・ナイト・ライヴ」のハウス・バンドでした。

このアルバムは、映画でもバンドの音楽監督だったトロンボーンのトム・マローンが、ジョン・ベルーシ他界後に「このバンドを解散してしまうのはもったいない」と、メンバーを再び集めて作ったアルバム。(この人は器用で、ラッパやテナーも吹きます。映画内でもよく見るとこまめに持ち替えてます)

ホーン隊は、トム・マローン(tb,tp,flh,ts)、アラン・ルービン(tp)、ルー・マリーニ(as)の映画オリジナル3管にローレンス・フェルドマン(ts)、ロニー・キューバー(bs)を加えた5管編成。アレンジの方は、ホーン・セクションと言うよりリトル・ビッグバンドという感じの作り。でも随所にタワー・オブ・パワーやEW&Fの影響が出ていて、1曲目「Black-Eyed G’s」のバリトンなんか思わずニヤリとする所。しかし当時スタジオNo.1のメンバーだけあって、アンサンブルもソロも完璧です。リズム隊は映画メンバーとは大きく変わっていますが、バディー・ウイリアムス(ds)のグルーヴが良。サウンド・音質的にもレベルが高くて、’83年録音なのに古さを全く感じさせません。今の学生に聞かせても、まず24年前のサウンドとは思わないでしょう。

そういえば1曲目の「Black-Eyed G's」ですが、私が大学1年で学生ビッグバンドに入りたての頃、同じ日大のビッグバンド「リズム・ソサエティ」がちょうどこの曲をやってました。日大には4つのビッグバンドがあって、年1回4バンドの交流会みたいな時に一堂に会していましたが、リズムは当時タレント揃いで、4年生に米米CLUBのフラッシュ金子さん(ts,key)、3年生に現在は「アジア唯一の公認サンタクロース」として有名になってしまったパラダイス山元さん(perc)、2年生に知る人ぞ知る女の子サルサ・バンド「チカ・ブーン」の元メンバー、小野かほりさん(perc)などがいて、ジャズ・フュージョンに足を突っ込んだばかりの私にはあこがれの存在でしたね。

話がそれましたが、Saturday Night Live Bandはもう一枚、「ジュピター」というアルバムを出して解散してしまいました。こっちもCD化してくれないかなあ。ともあれ、1枚目だけでもCD化してくれた熊谷美広さん、ありがとうその2!

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2006年12月30日 (土)

予想を裏切らず・・。

以前に気に入ってアルバムを即買いしてしまったコリーヌ・ベイリー・レイというアーティストですが、2月に発表されるグラミー賞の3部門にノミネートされてました。

1172446 部門は『BEST NEW ARTIST』『RECORD OF THE YEAR』『SONG OF THE YEAR』の3つ。認知度的には、全く同部門にノミネートされているジェームス・ブラントに分がありますが、メアリー・J.ブライジも強いので、彼の3部門制覇は難しいかと。

個人的(希望的)予想は、「Record Of The Year」がメアリー、「Album Of The Year」がジャスティン・ティンバーレイクかレッチリ、「Song Of The Year」がジェームス・ブラントの「You're Beautiful」(これはもう決まりでしょう)、「Best New Artist」にコリーヌ、という感じかな。

最優秀新人賞もちょっと難しいかな?という気もしますが、ヨーロッパでは絶大な人気がある事、彼女のストーリー(英BBCのライヴ番組でシンニード・オコーナーが急に出演できなくなり、その代役で抜擢され大反響を得た)を考えると、新人賞は彼女に・・と思ってしまいますね。

まあ自分としては、本当は何か賞を取る事で、ノラ・ジョーンズの時のように日本でももっとブレイクして欲しい、と言うのが本音なんですが。

2月には初来日するそうです。すごく行きたいけど、2/14にライヴDVDも出ると言うので、とりあえずそっちを予約しました。なんせ3月に「タワー・オブ・パワー at ブルーノート東京」も控えているので、出費が・・。

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2006年9月24日 (日)

風の機械

本日何となくTVを観ていたら、いつもN響アワーをやっている時間に「岩城宏之とメルボルン響」をやっていました。岩城氏は今年6月惜しくも亡くなったので、その追悼番組かなと思いながら観ていると、リヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」をやってるじゃないですか。

この曲、クラシックの曲の中でも大編成が必要なことで有名な曲で、ホルン隊が舞台表に8人、裏に12人とか結構無茶な人数を要求します(しかもそれは表のホルンの「こだま」を演奏する為だったりとか)。高校の時この編成が気になって、スコアを取り寄せて調べたりしました。R・シュトラウスらしい派手な曲で、私は結構好きです。

676989649301 ところでこの曲の後半に、下山中の嵐を表現する楽章があり、そこで風の音を起こす機械「ウインドマシーン」が使われます。これは写真のような物で、ミュージカルとかでも使われたりします。アマチュア楽団では、曲に使うとなるとDIYで手作りするようです。

驚いた事に、これをメルボルン響はシンセサイザーで代用していました。それを見た瞬間、私はTVに向かって「おい、それはいいのか?」とツッコミ。そりゃこんな物いちいち用意するのは面倒だし、ノイズには違いないんだけど、プロなんだし生音にこだわって欲しいなあ、と思うのは厳しいでしょうか。

あ・・この事で今思い出しましたが、ビッグバンドの曲でCount Basieの有名な高速曲「Wind Machine」というのがあります。やはりこのマシーンが元ネタなのかな。ビッグバンド畑ではこの曲を「扇風機」だと言う人もいるけど・・(扇風機はelectric fanです)。

誰か真相を知りませんか?

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2006年6月18日 (日)

ポンタの本だ。

仕事場でポンタの文庫を発見したので、即買ってしまいました。2003年にハードカバーで出ていたらしいんだけど、全然知らなかった。

4163653104 『自暴自伝』村上ポンタ秀一、文春文庫です。ポンタさんが自分で書くわけもないので、聞き書きだろうなあと思っていたら、やはりそうでした。しかし、読んでいるとすぐそこで彼が喋っているかのようで、文章を起こした人に座布団5枚くらいあげたくなる感じ。内容はというと、予想通りJ-POPやフュージョン黎明期のもの凄いエピソードが次々と出てきます。いくつか自分の認識と違った部分もあって(マイルスの「レギュラーバンド」の誘いを断ったのは、ポンタではなくて渡辺香津美だったとか)、改めて面白いなあと。音楽の演奏に対する考え方では、ドラマー以外も読むべき部分が多いです。あと結構、斯界の大先輩にダメ出ししたりとか、「おいおいそんな事まで言っていいのか」みたいな部分も多いですね(汗。

ポンタさんといえば私が思い出すのは、学生時代よくコピーした松岡直也&Wisingとか(「The Show」「Danzon」あたりね)、あとはやはりユーミンですね。よく話の引き合いに出すんですが、「ORIVE」というアルバムの2曲目に入っている「青いエアメイル」という曲(名曲)。このアルバムにはドラマーが3人いて、この曲は絶対ポンタさんだと思いますが、曲に入っても全然叩かない。しばらくして叩き始めると、誰でもやるようなシンプルな遅めの8ビートなのに、ビートの「間」がすごく長くて、フィルの時なんか一瞬止まってるんじゃないかと思えるほどです。私はドラマーに「タメを利かせろ」という時は、必ずこの曲を聴けと言ってます。

しかし、「宇宙戦艦ヤマト」のテーマまでポンタさんが叩いているとは知らなかった・・。

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2006年6月15日 (木)

絶句2件

ベーシストの青木智仁氏が急逝。あまりに急なニュースに絶句。世は、比類なき個性を持つベースプレーヤーと、世界でも最重要な位置を占めるタワー・オブ・パワーのファンの一人を同時に失いました。ご冥福をお祈りします。

そして、BCSのリーダーのん氏が7月に大阪へ転勤との連絡。メールの返事に何も書けず、やはり絶句。うーん、ただでさえ充電しっぱなしのBCSは、この後どうなるんでしょう。やはり中間(?)を取って、山中湖あたりでリハ合宿1発で仕上げるしかないか?今後のリーダー日記からは目が離せません。

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2006年6月 3日 (土)

最近のお気に入り①

最近、MTVでチラッとPVが流れたのを見て気に入り、買ってしまったCDです。

Al1 コリーヌ・ベイリー・レイというイギリスのシンガーソングライターで、Soul-Popsといった感じの曲を歌ってます。しかし何と言っても、気に入ったのはその声。1曲目の「Like A Star」を聴くとよく分かりますが、倍音が多くハスキーな声で、耳に残ります。日本人で言うと、古くは薬師丸ひろ子、最近だと元ちとせ、平原綾香の部類でしょうか。ノラ・ジョーンズがジャズをルーツにしているのに比べ、こちらはクラシックらしい。すでにブログ等で多く取り上げられていますが、次のグラミー新人賞あたり取っちゃいそうな気がします。

そういえば、竹内まりやの「元気を出して」という曲のバックコーラスは、山下達郎と薬師丸ひろ子なんですが、薬師丸ひろ子の声が(コーラスなのに)非常に耳に残った事を思い出しました。

コリーヌのアルバムは、7月に日本版が出るそうです。詳しくは↓

http://www.toshiba-emi.co.jp/intl/import/0602corinne.htm

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2004年9月 5日 (日)

今日は・・

偶然、午後TVをつけたら吹奏楽を取り上げたドキュメントをやっていました。所ジョージの「笑ってコラえて!」のSPでした。
この手の番組って、割と表面だけを捉えた取材になりがちなのに、ちゃんと大変な所を省かずに伝えていて好感が持てました。
秋にもまた特番でやるらしいです。

その中で、家のそばにある習志野高校が出ていたんですが、生徒のプレイヤーとしての意識の高さにびっくりでした。演奏技術が高い生徒はそれこそいっぱいいると思いますが、あの年で音楽・演奏に対して自分の考えを持っているというのは立派。私の世代だと、習高といえば千葉県トップの音楽性を誇る憧れのバンドでしたが、伝統は続いているようです。

・・卒業したら、うちのビッグバンド入ってくれないかな~(本音

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2004年8月 5日 (木)

blast

先日Br.ふく氏から「blast」というDVDを借りて見ました。
ステージでマーチングバンドの演奏・フォーメーションをエンターテイメント的に見せるLIVEで、来日公演のチケットはすぐ売り切れるらしいです。そんな噂を聞いて、一回見てみたいなとは思っていました。

実際見た感想は、人に借りといて何なんですが・・私としてはいまひとつな感じでした。見終わって、一体なぜ心に響かないのかな~と考えました。演奏はハイレベルだし、動きや演出も、マーチングをやった事のある者ならいかに難しい事をこなしているかよく判ります。しかしどうも原因は、選曲にあるような気がしました。

ラヴェルの「ボレロ」とか、ファーガソンの「みんなブルースが大好き」とかをやっているんですが、どうしても「その曲、ドリルしながらでなくてもいいじゃん」と思ってしまうんです。あれだけ吹けるんだから、普通に演奏しているのを聞きたい気がしてきます。それとやはり「クラシックがクラシックでなく、ジャズがジャズじゃない」部分ですね。音楽の部分で楽しませようと思うなら、その辺も完璧にしてもらいたいと思うのは贅沢でしょうか。

きっと生で聞いたら、音圧もあるから圧倒される気がしますが。
でもそれなら、EM Bandや熱帯の方がいいなあ。

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2004年3月28日 (日)

なんだか年々・・・

桜が咲くのが早くなっている気がする今日この頃。やはり温暖化が進んでいる証拠でしょうか。

ところで温暖化と聞いて私が思い浮かべるのが、植木等のアルバム「スーダラ伝説」に入っていた「地球温暖化進行曲」ですね。「ドンパン節」のふしで「ど~んど~んだ~んだ~ん温暖化~」というのを最初聴いた時は、笑い死にました。このアルバム、他の曲も彼の全盛期を思わせる哀愁漂う歌声とあの独特の「間」で、すごい曲が目白押しです。私は植木等は、人間国宝に指定されるべきだと本気で思ってます。
折しも、ドリフの再評価がされている最中にいかりやさんが亡くなったばかりですが、日本のコミックバンドの金字塔「クレージーキャッツ」も今一度再評価されて欲しい所です。

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2003年10月 9日 (木)

前回のつづき。

最近'70後半~'80前半の曲のカバーが多い、って話でしたね。
TAK松本(B'zのギターの人)がプロジェクトでやってる奴とか、その最たる物かも。新人バンドがカバー曲から入るのも、もはや常套手段ですね。

文化の30年周期説、てのがあるそうです。何か新しいスタイルが生まれると、最初は大体拒否反応があるんですが、その後
◎一般に受け入れられる⇒模倣、発展する⇒スタイルとして定着する⇒ネタが出尽くし、膠着状態に陥る⇒そのスタイルが生まれた頃に回帰する
という流れになるらしいです。それが大体30年周期であると。
そう考えると、思い当たる例はたくさんありますね。
最近、その頃のバンドが再結成とか、再評価されたり(タワーもそうかな?)とかもこの流れになるのかも知れません。

これは、もっと主観的に見れば、こうも考えられます。
10代に新しいスタイルの台頭に出会い、衝撃を受けた世代が、自分が情報を発信できる立場・・すなわち30年後くらいになった時、かつて受けた衝撃を忘れられずに持ち出してくる・・。
これ、私ぐらいの年だと非常に納得のいく流れですね。それほど'70年後半~'80年前半というのは、色々な分野で新しいスタイルが生まれた頃だったと思います。

でもこの説で行くと、2010年頃には何か新しい、スゴイものが現れるって事ですよね。たしかに音楽に限って言えば、今は停滞&焼き直しの時期と言えるし、懐古主義全盛な気がします。J-POPにしてもラップにしても、もう少しで膠着状態に陥りそうだし・・。

まあ、30年周期説が本当なら、うまくすれば大きなスタイルの変革に二度立ち会えるって事ですよね。楽しみにしておきたいと思います。

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2003年10月 7日 (火)

ホーンの譜面は出来たが・・

またひと波乱の予感。BCSがLiveをやるとなると、どうも穏便にはすまない様子で、リーダーの胃の調子が心配です。

ところで先日BayFMを聞いていたら、山口百恵の引退何周年記念とかで特集が組まれていました。その中で、「夢先案内人」という曲がかかり(曲は知っているのに題名知らんかった)、そこで意外な発見が。
この曲、全編バリトンサックスがバッキングしてるんですね~。
バリサク吹きの方、要チェック・・でもないか。あっでも、この頃バリサクで呼ばれる人というと、清水靖晃か~?などと余計な詮索をしたりして、結構楽しかったです(^^;
ここの「discography」の「山口百恵Best Collection」で試聴できるようです。↓
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/MomoeYamaguchi/

そして次に思ったのが、この頃の曲のメロディーの良さ。山口百恵のいくつかの曲を聴いただけでも、いいソングライターが揃っていたのが分かります。谷村新司の「いい日旅立ち(これのラッパ、泣ける!)」、さだまさしの「秋桜」など・・。詩の内容こそ時代を感じさせるものもありますが、懐かしいという部分を差し引いても、いいメロディーだなと思います。今なおカラオケとかで歌われるのも納得ですね。

そういえば、最近この頃のカバー曲も一段と増えてきたようです。これについては、また次の日記に・・。(ネタ温存

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2003年9月27日 (土)

ちょい訂正。

昨日の日記で書いた「カリオカ」ってバンドのCD化は、「Pale Moon」というアルバムでした。「Dusk」は、この間中古レコード市で見つけて買ったんでした。失礼。

ところで上記の中古レコード市ですが、私は千葉パルコの催し物でやってるやつに時々行きます。というか、千葉パルコに行くと大体それをやっています(汗。客層はほとんどDJの方々なんですが、ジャズ系と日本のフュージョン系で時々掘り出し物があるので、見逃せません。これまでにも、廃盤でとてもCD化されそうに無いアルバムとかを見つけては、即買いしています。レコードをかけられる環境にある人には、お勧めですね。

最近この日記で何か音源の事を書くと、気になって必ずそのアルバムを聴き直してしまいます。そうすると、以前気が付かなかった事に気が付いたり、またそれを聞いていた頃の事を思い出したりして、感慨がありますね。日記の新たな効用かもです。

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2003年9月24日 (水)

掲示板で・・

ちょっと書いたんですが、「秋の夜長に何を聴くか」ってのは結構人によって意見が分かれると思います。そして同時に、その人の「秋イメージ」が判ったりして、面白い所でもあります。

私はアコースティックギターの音が好きなので、ギター絡みのアルバムを選びがちですね~。例えばパット・メセニー、アール・クルー、話に出たマーティン・テイラー。ボサノバ系だと小野リサ、マイケル・フランクスなんかよく聴きますね。
古いけど、「カリオカ」って日本のグループを知ってるでしょうか? 4人組のボサノバのバンドで、佐藤正美のガットギターと乾裕樹のフェンダーローズの音色がなごみまくりでした。後期のアルバム「DUSK」がCD化されたんですが、他のもCD化してくれないかな・・。

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2003年8月16日 (土)

気になるよう(>_<)

この所ようやく掲示板も賑やかになってきたようで、一安心。
hikaruさんの影響大か?(汗

ところで、ここを見ているような人だと気が付いていると思いますが、今よく流れているkick the can crewの「性(さが)コンティニュー」って曲。あれ、ジャコパスの名曲「Liverty City」のキメ前のサンプリングですよね。あれが今仕事場の有線でしょっちゅうかかるんですが、曲をよく知っている者としては、キメの最後まで一度も行かずに終わってしまうので、こうなんつーか・・すっきりしない感じです(^^; おまけに「ワード・オブ・マウス」から取ったのか、オーレックスのライヴからなのか・・とか考え始めると、仕事になりません(><
初めて聴く人にとっては、結構いいと思うんですけどね。

そういえば高中正義の「ブルーラグーン」にも歌詞がついたりしてるし、最近80年代のジャズ・フュージョンネタがはやりなんですかね。その辺リアルタイムの人間としては、なんかくすぐったい感じですね。

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